米スタートアップ企業・Wonder Dynamics社は、映像の中の人物をCGキャラクターに置き換えられるAIツール「Wonder Studio」を開発したと発表した。ネットでは「夢みたいなツール」「やばすぎますね」と話題になっている。

  • 実写をCGキャラへ、ドラッグ&ドロップだけで置換できるAIツールが話題 - ネット「ディープフェイクの上位互換だ」

    ドラッグ&ドロップで簡単に、映像内の人物をCGキャラに置き換えられるAIツールが登場

Wonder Studioは、映像内の人物をCGキャラクターに置き換えられるAIツール。ブラウザ上で動作する。操作はとてもシンプルで、ドラッグ&ドロップするだけでCGキャラクターに置き換えられるという。1台のカメラをもとに、自動的に映像内の人物の演技を検出。カメラの動きや照明、色を使い人物を完全にCGキャラクターに置き換えるのだとか。

同社は「アーティストをAIで置き換えることはできません。私たちは、アーティストを強化し、力を与えることを目的としています。AIの素晴らしさは、とても複雑なものを単純化することです」とコメントしており、本来、映像を加工するVFXは多くの作業が必要の80%~90%を自動化できるそう。また、ほかのソフトウェアに書き出して、思い通りに微調整できるとのこと。

同ツールには、プリセットとして多くの3Dキャラクターが用意されているが、自分で作成した3Dキャラクターをアップロードして利用することもできるようだ。

なお、現時点ではクローズドベータ版として公開されている。同社は今後、無料版とプロ向け有料プランの提供を予定しているという。

ネット上では「これは…deepfakeの上位互換だー」「やばすぎますね!!」「!?!夢みたいなツール..」などの声が寄せられた。