インディーズゲーム制作スタジオ・NAYUTA STUDIOが、開発中の和風3Dホラーゲーム「ウツロマユ(仮題)」のプレイ動画を公開した。本作は、2023年内にSteamで配信を予定している。

「ウツロマユ(仮題)」は、日本の田舎を舞台にした一人称視点のホラーゲーム。主人公は、とあるきっかけから約10年ぶりに母の故郷を訪れる。しかし日暮れとともに、懐かしさは恐怖へと変わっていくという内容だそう。本作には、謎解き要素も用意されており、物語の裏側を示唆する内容も盛り込まれているとのこと。また、画面酔い対策として、カメラ揺れをオフにするオプションのほか、画面の中央に点を表示したり、視野角を広げたりなどの設定変更もできるという。

今回公開された映像では、寂れたバス停や商店の前を歩く様子が映し出されている。商店には、昔ながらのアーケードゲームがあり、10円硬貨を入れ、レバーで弾くミニゲームをプレイできるようだ。風に揺れる葉の音や、カラスの鳴き声が田舎の雰囲気を増長させ、懐かしさを感じる。

その後場面は切り替わり、懐中電灯を手に、昭和の雰囲気を感じさせる屋敷や、廃屋のような不気味な雰囲気の屋敷を探索する様子が確認できる。重苦しいBGMや、静けさがそこはかとない恐怖を演出している。

本作のリリースは、Steamにて2023年内を予定しており、今後も月に1度ペースで新情報を発表予定だそう。引き続き本作に関する情報に注目していきたい。

ちなみに同スタジオは、三人称視点の3Dアドベンチャーゲーム「CINERIS SOMNIA」をSteamにて販売中だ。Steamストアページのレビューは、記事執筆時点で156件あり、そのうち78%がおすすめする「やや好評」の評価を獲得している。ホラーゲームではないが、同スタジオの作風を知るためにチェックしてみてもいいかもしれない。

ネット上では「雰囲気が大好き過ぎる…!」「和製ホラーいいですね….グラフィックアツいですね….」「めちゃくちゃ雰囲気良い和風ホラゲ!!!楽しみ~!!!」などの声が寄せられた。