ソニーは、薄型テレビ・BRAVIAのフラッグシップ「A95K」シリーズで、テレビの上に設置するカメラデバイス「BRAVIA CAM」が使えるようになるソフトウェアアップデートを提供している。適用後のバージョンは「PKG6.5954.****JPA」。
A95Kは、QD-OLED(量子ドット有機EL)パネルを採用して画質を強化した、4K有機EL BRAVIAの最上位シリーズ。同梱のBRAVIA CAMと連携してユーザーが座っている場所を認識して、それに応じて画質と音質を最適化し、「ユーザーが常に家の中で最高の席を確保できるようにする」仕掛けを盛り込んでいる。さらに、VRRモード有効時にはピーク輝度の設定が可能になり、高コントラスト・高画質でゲームを楽しめるようになる。
上記のA95Kの各機能は、7月6日公開のBRAVIA用ソフトウェアアップデート(PKG6.5929.****JPA)でいったん対応していたものの、7月29日に「A95KシリーズでBRAVIA CAMに関連する不具合が見つかった」として、同シリーズのみアップデートの提供を中止。3カ月を経てふたたび正式に対応したかたちだ。
このほか、A95Kシリーズ以外のBRAVIA 2022年モデル(A80K/A90K/X95K/X90K/X85K/X80K/X80WKシリーズ)にも、バージョン「PKG6.5954.****JPA」のソフトウェアアップデートを提供中。いずれも軽微な不具合を改善している。対象機種は以下の通り。
ソフトウェアアップデートの対象機種
- XRJ-65A95K/XRJ-55A95K
- XRJ-77A80K/XRJ-65A80K/XRJ-55A80K
- XRJ-48A90K/XRJ-42A90K
- XRJ-85X95K/XRJ-75X95K/XRJ-65X95K
- XRJ-85X90K/XRJ-75X90K/XRJ-65X90K/XRJ-55X90K/XRJ-50X90K
- KJ-55X85K/KJ-50X85K/KJ-43X85K
- KJ-75X80K/KJ-65X80K/KJ-55X80K/KJ-50X80K/KJ-43X80K
- KJ-75X80WK/KJ-65X80WK/KJ-55X80WK/KJ-50X80WK/KJ-43X80WK