ディラックは7月26日に、Lian Li製のE-ATX対応ミドルタワー型PCケース「LANCOOL III RGB」を発売する。ブラックとホワイトの2色を用意し、店頭予想価格は20,800円前後。
Lian Liの定番ミドルタワーケース「LANCOOL」シリーズの最新製品となり、前面・上面・両側面の下部がメッシュパネルのモデルだ。標準で140mmのARGBファンを前面に3基、背面に1基搭載。搭載可能ファン数は、前面に120mm(140mm)×2基、背面に120mm(140mm)×1基、上面に120mm(140mm)×3基、電源上部に120mm×3基。
フロント部のマルチウェイ・フロントファンブラケットには、水冷ラジエターやファンなどを4通りの方法で取り付けられる。この機構によって冷却システムの自由度が高く、エアフローを構築しやすい。水冷ラジエターについては、前面と電源上部に最大240mm、上面に最大420mmのものを装着できる。
両側面は、上部を強化ガラス、下部をメッシュシュラウドパネルで構成。これらのパネルは、ヒンジとマグネットを使った開閉システムで開け閉めが手軽だ。電源の設置スペース上には取り外し可能なシュラウドカバーが3カ所あり、カバー上には2.5インチドライブを設置できる。
ドライブベイは、マザーボードトレイ裏に2.5インチ×2基、右パネル裏に2.5インチ×3基、HDDケージに3.5インチ×4基、もしくは2.5インチ×4基、電源上部に2.5インチ×3基という、最大12基まで内蔵可能。マグネット式ケーブルカバードアを備えるなど、ケーブルマネジメントにも配慮されている。
そのほか主な仕様は、拡張スロット数が8基、拡張カードスペースが長さ435mmまで、CPUクーラーの高さが187mmまで、電源の奥行きが220mmまで。外部インタフェースは、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.0×2、ARGBコントロールボタン×2、HDオーディオ×1。本体サイズsはW238×D526×H523mm、重さは14.1kg。対応フォームファクタはE-ATX、ATX、マイクロATX、Mini-ITX。