映画『今夜、世界からこの恋が消えても』(7月29日公開)の七夕イベントが7日に都内で行われ、道枝駿佑、福本莉子が登場した。
同作は一条岬の同名恋愛小説の実写化作。眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロイン・日野真織(福本)と、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公・神谷透(道枝)の儚くも切ない、記憶にまつわる愛の物語となる。
浴衣姿で登場した2人は、庭を歩いて七夕飾りの間に登場する。歩きながら「晴れたね〜」(福本)、「晴れた体にしておこうか」(道枝)、「ちょっと曇ってるけど」(福本)と言葉を交わしていたという。
また作品にちなみ、忘れられない記憶について聞かれると、道枝は「もうすぐ1年経ちますけど、横浜アリーナでなにわ男子のデビューを発表させていただいた時は人生で1番記憶に残っている瞬間」と明かす。「本当に何も知らなかったので。急に真っ暗になって、スクリーンに『デビュー決定』という文字が出た時はすごい涙が出てきましたし、気づいたらメンバーみんなで円陣を組んでたりした」と振り返った。
一方で、道枝は「1番記憶に残ってると言ってるんですけど、記憶にないんです。泣きすぎて。だから後から映像を見たりして、デビュー発表の瞬間を見ると『こんなことしてたっけ?』とか。しゃがみながら泣いてたりとかするんですけど、全く記憶にない。あまりにも強烈すぎて。でもやっぱり1番記憶に残ってるのはそうかな」と語っていた。
この日は七夕イベントということで、2人の願い事を書いた短冊も発表。道枝は10代最後の作品ということで同作への思い入れが深く「たくさんの方々の心の中で忘れられない作品となりますように」と記す。さらに「映画の初日を大阪で迎えたい!」という福本は「私たち2人とも関西出身なので。ここで言ったら本当に叶えてくれるんじゃないかなと思って、発表しました。いろんな大人に届いたらいいなと思って」と現実的な願いを述べる。この短冊はフォトセッション時に2人によって飾られていた。