俳優の阿部サダヲが主演を務める映画『死刑にいたる病』(5月6日公開)の特別映像が5日、公開された。
櫛木理宇の同名小説を白石和彌監督が映画化した同作。理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元に、ある日稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)から1通の手紙が届く。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」という榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。
今回公開されたのは、謎の男・金山(岩田剛典)と雅也の母・衿子(中山美穂)の人物像に迫る2種類の特別映像。金山編の映像では、怪しい言動や様々な証言があわさる中、最後の事件の被害者・根津の殺害現場となった森を訪れた雅也、そしてその前に突如姿を現す金山が映っている。もう一方の雅也の母・衿子編は、彼女が内気な性格であることが伺え、「あなた決めてよ、お母さん決められないから…」との口癖が印象的な映像。映像の最後には、雅也がある人物と衿子が一緒に写っている写真を見つける様子が収められている。