アディダス・オリジナルは先週に非代替性トークン(NFT)をデビューさせた。このNFTはマーケットプレイスであるオープンシーで1万1391ETH(イーサリアム)の出来高を記録した。これはオープンシーでは、RTFKTのクローンXと村上隆のコレクションについで、2番目の出来高となっている。

Bored Ape Yacht ClubやPUNKS Comic、gmoneyとコラボレーションし、アディダス・オリジナルはデジタル資産を共同作成し、12月17日に3万個のアイテムが販売された。これまでに2万個のNFTが売却された。Bored Ape Yacht Clubではミントできないという技術的問題が発生したが、今回のアーリーアクセスのミントによって1550万ドルを稼ぎだしたという。

このNFTはコレクターアイテムではなく、所有者にサンドボックスのメタバースにおけるバーチャルウェアブルズへのアクセスを提供するトークンとなる。

NFTの所有者は、コレクション内のキャラクターに関するグラフィックストーリーである「PUNKS Comic Issue 2: X Marks the Drop」を受け取ることもできる。PUNKS Comicの開発チームであるPixel Vaultは、オープンシーでの売却益の一部を受け取ったという。

アディダスがNFTデビューで成功したが、ライバルであるナイキもRTFKTと提携することでNFTの世界に参入している