アクションシューティングゲーム『Overwatch(オーバーウォッチ)』のクロスプレイ機能(ベータ版)が開始しています。今日より、PC、PlayStation、Xbox、Switchの各プラットフォームのプレイヤーが皆集い、グループを組んでプレイすることが可能になりました。
プレイヤーは、クイックプレイ、アーケード、カスタムのゲームモードで機種の垣根を越えて共にプレイできます。いわゆるランクマッチのライバルプレイについては、基本的にPCプレイヤーはPCのサーバー、コンソール(ゲーム機)のプレイヤーはコンソール用のサーバーに分けて行われます。もしPCプレイヤーとコンソールプレイヤーがチームを組む場合は、チーム全体がPCのサーバーでプレイすることになります。これは、この手のゲームにおいてはマウスとキーボードを使う方がコントローラー(PAD)を使うよりも有利なための措置と言えます。わかりやすくいえばApex Legendsと同じということです。
なお、PC版をコントローラーでプレイするプレイヤーは、当然ながらPCプレイヤーと見なされます。またクロスプレイではコントローラーを使う際のエイムアシストが無効化される点にも注意が必要です。
クロスプレイをするには、PC版のプレイヤーは何も気にしなくとも今日より自動的にクロスプレイが可能になります。一方、Xbox、PlayStation、Switchのプレイヤーは、今日よりクロスプレイをする/しないにかかわらず、使用するゲーム機のオンラインアカウントをBattle.netアカウント(無料)とリンクしなければなりません。
またクロスプレイでは、これまでにアンロックしたスキンやエモート、その他カスタマイズアイテムのコレクションは利用できません。これらの進行状況に関しては、OverwatchのテクニカルディレクターJohn Lafleur氏がユーザーからの問い合わせに対して「まずクロスプレイを有効化することに取り組み、その次にプログレッション(進行状況)を追加する可能性を探ることが最も理にかなっていると思う」と述べていることから、将来的にはこれらの要素がクロスプレイでも利用できるようになる可能性はあるかもしれません。
Blisssardはクロスプレイの実装を記念し、2021年末日までにOverwatchにログインしたプレイヤーには、ゴールデン トレジャー・ボックスを提供するとのこと。その他詳細に関しては、Overwatchのパッチノートでご確認ください。
source:Blizzard