オーディオテクニカは、初音ミクとコラボした数量限定のコンデンサーUSBマイクロホン「AT2020USB-X MIKU」を10月31日に発売する。同社公式オンラインストアで取り扱い、8月31日午前10時から予約受付を開始。製品発送は10月末頃を予定している。価格はオープンプライスで、直販価格は23,900円。

  • AT2020USB-X MIKU

2023年8月31日に設定年齢の16歳を迎えるバーチャルシンガー・初音ミク。オーディオテクニカでは、世界中のクリエイターが愛用しているというコンデンサーUSBマイクロホン「AT2020USB-X」の高音質や使いやすい性能をそのままに、初音ミクをモチーフにしたオリジナルデザインを散りばめたコラボモデルを用意した。同社では「現代のミュージックシーンを象徴する初音ミクの特別なアニバーサリーイヤーにふさわしい、記念の1本」としている。

マイク本体やスタンドには、初音ミクのアイコンを散りばめたデザインをあしらい、マイクのステータスを表すLEDには2色の“ミクカラー”(ミクグリーン、ピンク)を採用。パッケージや同梱のアクセサリースタンドにもオリジナルデザインを施した。メインビジュアルには人気イラストレーター・neco氏による描き下ろしイラストを採用している。

基本仕様に変更はなく、USB Type-C接続に対応し、PCへのプラグ&プレイで簡単にレコーディングが可能。最大サンプリングレート96kHz/24bitの解像度の高いADコンバーターによってクリアで自然なサウンドを追求しており、フラットで幅広い周波数特性(20Hz~20kHz)をもち、動画配信・制作に加え、ゲーム実況にも最適としている。サンプリング周波数は44.1/48/88.2/96kHz。

静電容量式のミュートセンサーを装備し、マイク音声をすばやく、かつ静かにミュート可能。ミュート状態がひと目で分かるミュートインジケーターも備え、初音ミクモデルでは収音中は緑、ミュート時はピンクに点灯する。

ボリュームコントロール付きのヘッドホン出力端子を搭載し、マイクへの入力音声を遅延することなく直接モニタリングできるようにしたのも特徴。収音した音とPC音源のバランスを調整できるミキサー音量調整ダイヤルも備え、PCアイコン側に回すと接続しているPC音源の音量が大きくなり、マイクアイコン側に回すとマイクの音量が大きくなる。ヘッドホン出力は110mW(1kHz/1% T.H.D./32Ω時)。

本体サイズは52×142mm(直径×高さ)、重さは約373g。スタンドや変換ネジ(3/8-16、5/8-27)、長さ2mのUSBケーブル、USB-C to Aの変換アダプターなどが付属する。

初音ミクコラボモデルの購入者限定特典も用意。購入と同時にオーディオテクニカ会員へ登録すると、同社公式オンラインストアで使える「3939クーポン」を後日メールでプレゼントする。新規登録者だけでなく、既に会員登録を行った人も対象となる。