著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
プロフィール:暗号資産交換業者。DMM Bitcoinなら、豊富な取扱い暗号資産(仮想通貨)種類でお取引が可能です。厳重なセキュリティで、お客様が安心して暗号資産のお取引ができる環境を提供します。最短当日に口座開設可能。(暗号資産交換業 関東財務局長 第00010号、第一種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3189号、加入協会:一般社団法人日本暗号資産取引業協会)
BTC/JPY 日足 Bidチャート
上図は、BTC/JPYの日足チャート(期間:2020年12月末~現在)である。
節目の300万円、400万円、500万円、600万円、700万円にホライゾンライン(赤線)と、反落・反発で意識された価格帯をライン(白線)で結んでいる(レジスタンス・サポートライン、以下レジサポライン)。
BTC/JPYは現在320万円の価格を下限に、レジサポラインをレジスタンスとして上値を抑えられ、緩やかに高値を切り下げながら推移している。
一方、中国のマイニング規制を受けて大幅に下落していたビットコインのハッシュレートが、120EH/sを回復したこと(7/16 COINPOST)は、サポート要因の一つとなる可能性がある。
また、パウエルFRB長官が14日、下院金融委員会の公聴会で「テーパリング(金融緩和縮小)には程遠く、積極的な支援策を縮小するのは、時期尚早」などと発言(7/14 Bloomberg)したことは、金融市場にとっては、リスク資産の買い材料としては好感と受け取れるような要素も散見される。
BTC/JPYは350万円付近で膠着状況が続いているが、今後どのような値動きで推移していくだろうか。
今回はレジサポラインを活用して、価格予想を行っていく。