スイス拠点の仮想通貨資産運用企業21シェアーズは25日、世界初のソラナ(SOL)上場投資商品(ETP)を発売すると発表した。ティッカーは「ASOL」で、29日から開始する。
21シェアーズの発表によると、スイスの大手証券取引所であるSIXに上場する。カストディアンはコインベースだ。21シェアーズはビットコインETPのカストディも同様にコインベースと提携している。
今回上場する21シェアーズETPは、投資家にソラナブロックチェーンへのエクスポージャーを提供。SOLトークンの価格パフォーマンスに連動する。
ソラナには仮想通貨デリバティブ取引所のFTXやアラメダリサーチの創業者であるサム・バンクマン・フリード氏が出資している。また既報のように、大手VCのアンドリーセン・ホロウィッツがソラナ・ラボの3億1400万ドルの資金調達ラウンドを主導した。
21シェアーズは仮想通貨ETPの上場に積極的に取り組んでいる。4月にはステラとカルダノの仮想通貨ETPを開始。6月には2週間で運用資産を2倍に増加させるなど機関投資家の投資を呼び込んでいる。