仮想通貨取引所コインベースは、全米上位500社をランキングする「Fortune500」にランクインした。仮想通貨・ブロックチェーン業界の企業としては初めてのランクインとなった。
68年の歴史を持つFortune500は、総収益だけでなく、利益率や資産、従業員数といった指標をもとに米国の主要企業をランキングしている。
小売大手のウォルマートは売上高5727億5400万ドル、成長率2.4%で10年連続の首位を獲得した。アマゾンは4698億2200万ドル、成長率21.7%で2位となっているアップルは3658億1700万ドル、成長率33.3%で3位となった。
コインベース・グローバルが437位に入ったが、これは513.7%増の78億3940万ドルを記録した収益と、全世界で3730人の従業員とが評価された。
The 68th edition of the @Fortune500 is out. Check out the full list here: https://t.co/VeQjz1IfHA
— FORTUNE (@FortuneMagazine) May 23, 2022
また、TIME誌の「2022年最も影響力のある人々」にFTXの創業者兼CEOのサム・バンクマン-フリード氏(通称SBF)が掲載された。
99年の歴史を持つ雑誌TIMEによると、SBFは「効果的な利他主義者」として、仮想通貨の世界のポジティブな物語を進める上で、「考えられる限りのあらゆるツールを使ってその長所を一般市民に納得させる」点が評価された。