Amazonは10月15日、有料会員向けの動画配信サービス「Prime Video(プライムビデオ)」にて、日本でも配信番組と映画に、2025年から制限付きで広告が表示されるようになると告知した。
Prime VideoはAmazonの有料会員サービス「Amazon プライム」に含まれる動画配信サービス。日本では2007年からサービスを開始し、動画配信のほか、対象商品の送料無料や迅速な配送といった特典、会員向けのセールイベント、音楽聞き放題サービスなどを提供している。Amazon プライムの料金は600円/月または5,900円/年。
今回Amazonでは、「魅力的なコンテンツへの投資を継続し、その投資を長期にわたり拡大していくため」として、2025年から日本でもPrime Videoで配信される番組と映画に制限付きで広告を表示するとした。
Prime Videoへの広告表示は、米国などをはじめとした一部の国で2024年初頭から実施されており、今回日本も対象となった形だ。なお米国では広告を非表示とするオプションを月額2.99ドルで提供している。
Amazonでは、テレビや他の動画配信サービスよりも広告の表示回数を減らしたいとしている。日本でも有料の広告非表示オプションの提供を予定しており、その料金は後日告知するとのこと。プライム会員には、Prime Videoで広告が表示される数週間前に、広告なしのオプションを申し込む方法をメールで知らせるとしている。