仮想通貨取引所ビットフィネックスは、同社の集中型プラットフォームとレイヤー2の分散型取引プラットフォームのDeversiFiとの間をブリッジするサービスを発表した

このブリッジは、集中型金融(CeFi)プラットフォームの高い流動性とアクセスのしやすさという特徴を組み合わせ、分散型金融(DeFi)のパーミッションレスでプライバシー中心のエクスペリエンスをユーザーに提供する。

ビットフィネックスの発表によると、取引は当面ステーブルコインのテザー(USDT)に限定されるが、将来的には様々なERC-20トークンに拡大する可能性がある。

イーサリアムベースのDeversiFiは、StarkWareのスケーラブル技術に基づいたDeFi取引プラットフォームだ。2か月前には、ポリゴンネットワークの間に最初のレイヤー2ブリッジを立ち上げている。

ArbitrumやOptimismなどのレイヤー2プラットフォームは2021年に急速に成長しており、分散型金融プロトコルの採用に大きく貢献した。

DeversiFiの共同創設者兼CEOのウィル・ハルボーン氏は「レイヤー2はブロックチェーンの未来だ」と語っている。

「レイヤー2はブロックチェーンの未来だ。それがビットコインのライトニングネットワークであろうと、イーサリアムでのDeversiFiなどのロールアップであろうと、仮想通貨とDeFiは誰もがアクセスできるようになりつつある」

ビットフィネックスのCTOであるパオロ・アルドイノ氏も「DeFiへの関心が高まり続ける中、この低コストの転送メカニズムが顧客ベースにすぐに取り入れられると確信している」と語っている。