セガ池袋GiGOが9月20日で閉館。28年の歴史に幕

by bgame

SEGA Ikebukuro

セガの大型店舗、セガ池袋GiGOが2021年9月20日をもって閉館し、28年の歴史に幕を下ろします。理由は「施設の定期建物賃貸借契約の満了及びビルのリニューアルに伴い」。

セガ池袋GiGOが開店したのは1993年。当初は「池袋GiGO」の名称でした。秋葉原GiGOが『セガ秋葉原2号館』(2020年8月閉店)にリニューアルした際も、池袋は「GiGO」の名を残していましたが、これで「GiGO」を冠するセガのロケーションはなくなることになります。

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池袋GiGOといえば広いフロアを活かした設置台数の力で、長らく対戦ゲームや音楽ゲームの聖地のひとつでした。

また古くはサクラ大戦の「大正浪漫堂」「サクラカフェ」から、現在も営業中のセガコラボカフェ、セガのたい焼きなど、時代のコンテンツやサービスに対応した新しい試みや業態を導入する場所でもあります。

いわゆる「乙女」の聖地に近いロケーションと、セガ店舗の稼ぎ頭であるプライズの相性から、近年では特にアニメコラボやキャラクターグッズ等の展開で、秋葉原とはまた別の世界観を展開していました。

セガ秋葉原2号館(元秋葉原GiGO)が閉店しても秋葉にはセガ店舗が多い一方、セガ池袋GiGOの閉館で池袋地区からセガ (GENDA SEGA Entertainment)のゲームセンターは消えることになります。

(とはいえ、池袋にはタイトーステーションが複数店舗、ナムコやプラザカプコン、ミカドすらあるため、いまだにゲームセンター事情的には恵まれています)。

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2013年ごろの池袋GiGO。一番くじ先行販売イベントの行列。

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時代の先を行き過ぎたネイルシールプリント機「ネイルプリ」のロケテも池袋。池袋的な意味の「乙女」がどの程度ネイルに出資するのかよく分かりませんが、ネイルプリはシールなので安く、キャラクターコラボも展開するビジネスでした。約2年で終了。

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セガ池袋GiGOでは閉店までの期間、さまざまな限定イベントやプライズを用意するほか、利用客からの思い出の写真やメッセージを募り、店舗公式Twitterや店舗内に掲示してフィナーレを演出する予定です。

池袋GiGO

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