AMDは同社コミュニティページ上で、現行Ryzen 8040プロセッサシリーズが内蔵する「Ryzen AI」コアの動作率をタスクマネージャー上で監視できるよう取り組んでいると明らかにした。
Intel Core Ultraシリーズが内蔵するNPUは投入直後からWindowsのタスクマネージャーに独自のカラムが設定されており、動作している様子をわかりやすく確認できる。一方、先行していたRyzen AIコアはタスクマネージャーでの動作状況の監視に対応しておらず、ちゃんと動作しているかがわかりにくい状況が続いていた。今回これを受けて、Ryzen AIの動作状況を確認できるよう取り組んでいることを明らかにした形だ。
ちなみに、Ryzen AIはMCDM(Microsoft Compute Driver Model)ドライバで動作していると記述がある。タスクマネージャーでMCDMデバイスの監視ができるようになれば、2017年にGPU動作率を確認できるようになって以来のことになる。