GoProは2月7日、モバイルアプリ「Quik」のmacOSデスクトップ版を発表した。GoProのサブスクリプションユーザーであれば無料で使える。さらに、サブスクリプションはこれまでのGoProサブスクリプションを継承する「GoPro Premium」(年額6,000円)に加え、内容を充実させた「GoPro Premium+」(年額16,000円)、スマホで撮影を楽しむ人向けの「Quikサブスクリプション」(年額1,080円)に一新した。
「Quik」macOSデスクトップ版
「Quik」は、GoProが提供するビデオ編集&ムービーメーカーアプリ。これまではモバイル版としてAndroid版とiOS版を提供してきたが、モバイル版と同期可能なmacOSデスクトップ版を提供することにより、モバイル環境で編集を始めて作業性の高いデスクトップ環境で仕上げる、といった流れが可能となった。Windowsデスクトップ版については年内に公開予定とのことだ。
GoPro Premium
GoPro Premiumは、従来のGoProサブスクリプションを継承するもので、今回新名称となった。利用料金は、新規登録時が3,000円、更新時は年額6,000円。
使える機能は、GoProで撮影したコンテンツを保存するための容量無制限のクラウドストレージ、GoProコンテンツ以外を保存できるクラウドストレージ25GB。Quikのモバイル版 / デスクトップ版での編集内容同期、クラウドストレージへのコンテンツ自動アップロード、デバイス間での編集内容の同期、ハイライトビデオの自動作成とスマートフォンへの送信、GoPro.comや一部SNSへのライブストリーミングなどをサポートする。
特典として、カメラの交換保証、GoPro.comでのアクセサリー価格が最大50%オフ、GoProの次回購入時に100ドル割引(メーカー希望小売価格399ドル以上、年間登録の更新が必要)、限定バーチャルセッションの視聴、GoProアワードでの賞金額倍増など。
GoPro Premium+
GoPro Premium+は、上級クリエイター向けの新サブスクリプションプラン。新規登録、および更新時の料金は年額16,000円。既存のGoProサブスクリプションユーザーであれば6,000円でアップグレード可能だ。
内容は、Premiumの全機能と全特典に加え、HyperSmooth Proのビデオブレ補正機能と、GoPro コンテンツ以外を保存できる最大500GBのクラウドストレージとなっている。
Quikサブスクリプション
Quikサブスクリプションは、GoProを使わずにスマートフォンでビデオを撮影し、Quikモバイルアプリで編集を行うユーザー向けのプラン。利用料金は年額1,080円。
モバイル編集ツールの有料機能すべてを含み、自動編集に対応。写真 / ビデオ用フィルタ47種類、Urban / Memory / Travel / Glitchといった編集テーマ15種類、オリジナル音楽トラック300曲以上、著作権フリーのプレミアムトラック150曲以上を収録する。