カシオ計算機は12月1日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の最高峰ラインとなる「MR-G」から、新モデル「MRG-B5000R」を発表した。2024年1月19日に発売し、価格は396,000円。

  • デュラソフトバンドを採用したG-SHOCK MR-G「MRG-B5000R」

MRG-B5000Rは、2022年3月に発売したMRG-B5000をベースとして、G-SHOCKの原点でもあるスクエアフォルムのケースに、肌触りが良く装着性に優れたデュラソフトバンドを組み合わせた。MR-Gに似合うフォーマルなシーンだけでなく、アクティブシーンでも使いやすいモデルに仕上げたとしている。

デュラソフトバンドは、変色、汚れ、経年劣化に強い点も特徴だが、MRG-B5000Rはバンドとケースの取り付け部分にチタンパーツを用いることによって、高い強度を実現。中留もチタン製のワンプッシュ三つ折れ式として、スタイリッシュな雰囲気を出している。

  • デュラソフトバンドとチタン製ワンプッシュ三つ折れ式の中留

そのほかデザイン面では、初代G-SHOCK(DW-5000C-1B)をオマージュしたというカラーリングに注目だ。ケースにはDLCコーティング、サイドボタンにはゴールドIP処理を施し、フェイスにゴールドのアクセントカラーを使用。バンドには、初代G-SHOCKのフェイスデザインを象徴する「SHOCK RESIST」マークや煉瓦パターンのテクスチャーを配している。

  • 初代G-SHOCKをオマージュしたというカラーリング

  • ベゼル部分は25個のパーツで構成。これらパーツ類によって、細部までの研磨を可能としている

スマートフォンの専用アプリと連携するモバイルリンク機能に対応。アプリからは、世界地図から設定する約300都市のワールドタイム、任意の場所と時刻を記録して振り返れるタイム&プレイス、時計の自動時刻修正、携帯電話探索といった機能を利用できる。

時計本体としては、世界6局(日本2局・中国・アメリカ・イギリス・ドイツ)の標準電波で時刻を合わせるマルチバンド6、39タイムゾーンのワードタイム(サマータイム対応)、ストップウオッチ、タイマー、アラーム、フルオートカレンダー、12時間・24時間の表示切り替え、残照機能付きLEDバックライトなどを備える。

ケースサイズは縦49.4×横43.2×厚さ12.9mm、重さは約103g、防水性能は20気圧。駆動はソーラー充電システムのタフソーラー。