映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』(6月30日公開)のファイナルラン舞台挨拶が30日に都内で行われ、北村匠海、村上虹郎、吉沢亮が登場した。
同作は和久井健による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写化作。どん底人生真っ只中のダメフリーター・花垣武道(北村)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・橘ヒナタ(今田美桜)を助けるために、ヒナタの弟・ナオト(杉野遥亮)とともに過去と未来を行き来しながら関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑んでいく。北村匠海、山田裕貴、今田美桜、杉野遥亮、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、村上虹郎、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。
久しぶりに公の場に登場した村上虹郎
3月から「心身の不調」で休養していた村上が、久しぶりに公の場に登場。北村は「仲間が帰ってきました」、吉沢は「こうやって虹郎が帰ってきてくれて、舞台挨拶ができて、2カ月経ってもたくさんの方が集まってくださって本当にありがたいなあ」としみじみ。村上は「ただいま!」と叫び、会場は拍手で迎える。「お久しぶりです。もしくは、はじめましての方もいらっしゃるかもしれません。大変長らくお待たせしましたが、今日という日を迎えられて嬉しく思っております」と挨拶した。
「半年間、ほとんど映画とか観てなかった。デトックス期間じゃないけど……」と、休養中の様子もうかがわせた村上。「本当に沁みるんですよね。久々にこういうところに来ると、これだけの方が目の前に来てくれている状態で」と感慨深い様子を見せる。
さらに「半年、1年弱停滞していたというか、迷走していたというか、時には暗い時間もあったんですけど、その時の自分の状態から考えると、奇跡的」と今の状態を表す。「この日が来るかわからなかったけども『ああ、こういう日も来るんだな』という感覚ではずっとありますね。本当に皆さんのおかげです」と瞳を潤ませた。