タレントの王林が20日、東京・千代田区で実施された映画『スペンサー ダイアナの決意』(公開中)の公開御礼イベントに出席。胸元まであらわになった、ダイアナ元皇太子妃(以下、ダイアナ)風のウエディングドレスで登場して「慣れないです~!」と照れ笑いを浮かべつつ、「ウエディングドレスを相手がいない中で着ることってないじゃないですか(笑)。今日は誰を想像して着たらいいんだろうと思って、舘(ひろし)さんと結婚しているのを想像して着させてもらっています。大好きな方です」と熱烈にアピールした。

  • 王林

王林はこの日、ダイアナファッションのドレス2種類の早着替えを敢行。ウエディングドレス姿でひとしきりトークを終えると降壇。今度はチャールズとカミラの不倫関係を認めたテレビ番組が報道された日、大胆な肌見せで“リベンジドレス”と呼ばれた伝説のブラックドレスを、身長170センチの抜群のスタイルで着こなして現れて「なんか強くなった気がします。ダイアナさんが、ここからまた私は新たな人生を歩むんだと決めた、あの心が私にも宿った気がします」と力を込めた。

同ドレスにちなんで“リベンジしたいこと”を問われると「特にないんですけど…」と率直に回答。それでも「バラエティで、中国人と勘違いされることが多い。私、純日本人で青森の人。そこをちゃんと知ってもらえるようにもうちょっとがんばっていきたい」と意気込んだ。

もしも王室の王子から結婚を申し込まれたらどうするか聞かれると「絶対ノー。誰かの何かになりたくない。私の人生を歩みたい。この映画を見たからかもしれないけど、私には向いてないかもしれない。私は私の生き方をしたいという気持ちがある。今で言ったら、専業主婦にはなりたくないタイプ。いっぱい自分で動いてお仕事したい。閉じこもるのは得意じゃないかも」と答えた。

さらに、結婚相手に不倫されたら離婚するか尋ねられると「人にもよる。気持ちにもよる。気持ちはずっと私のところだけど、長年一緒にいて気持ちが浮ついてしまった、とかだったらちょっと許してしまうかも。バレないようにやってくれるか、ぜんぜんオープンにやってくれるか、どちらかなら許せるかな、という気持ちです」とコメント。しかし、相手がチャールズのように長年関係のある女性と不倫関係になったら「完全に別れます。場合にはよります。TPOです」とキッパリ述べた。

本作は、1997年8月31日に不慮の事故が死去したダイアナの半生を追う物語。主演のクリステン・スチュワートは第94回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。

同イベントには英国王室研究家のにしぐち瑞穂も出席した。