エディオンは、Google TV搭載チューナーレステレビ2製品を、エディオングループ全店と同社通販サイトで8月26日に発売した。価格は、43V型「43P63E」が49,800円、50V型「50P63E」が59,800円。

  • 50V型「50P63E」

オリジナルブランド “e angle select”の製品で、放送波受信用のチューナーを省き、ネット動画視聴やゲームに特化。チューナーレステレビとして“国内初のGoogle TV搭載”を謳う。エディオンとTCL共同開発のオリジナル製品として、「エディオンオリジナルモデルとして商品化するにあたり、映像美と音響にこだわって開発した」という。

画面や本体のサイズ以外の主な仕様はほぼ共通。4K/3,840×2,160ドットの液晶パネルを搭載し、無線LAN機能(2.4/5GHz対応)とEthernetを装備。YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、Disney+、U-NEXT、ABEMAなどのコンテンツを単体で視聴できる。サウンド面では立体音響のDolby Atmosもサポートする。

スマートフォンやタブレットの写真や動画などをキャスト再生できるChromecastに対応。Googleアシスタントも利用でき、付属のリモコンに話しかけて見たい映像を手軽に探せるという。Bluetooth接続にも対応する。

  • 50P63Eの付属リモコン

HDMI入力を3系統(2.1×1、2.0a×2)備え、Blu-rayプレーヤーやゲーム機を接続可能。映像遅延時間を4msまで抑えるゲームモードを搭載し、入力機器からの情報に連動して低遅延モードと高画質モードを自動的に切り換えるALLM(Auto Low Latency Mode)にも対応する。HDMI以外のインタフェースは、USB、光デジタル、ヘッドホン出力、AV入力が各1系統。

バックライトは直下型LED。HDRはDolbyVision/HDR/HLGに対応する。明るさは260cd平方メートル、コントラストは5,000:1。奥行き感をリアルに映し出すというマイクロディミング機能も備える。応答速度は43V型が6.5ms、50V型が8ms。

消費電力は43V型が90W(待機時約0.3W)、50V型が110W(同)。スタンドを含む本体サイズと重さは、43V型が957×185×610mm/6.3kg、50V型が1,112×257×689mm/8.7kg。

なお、e angle select”ブランドではこのほか、Android TV搭載の32V型フルハイビジョンモデル「32S52E」(32,800円)も販売中。