Samsungは、完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2 Pro」をグローバルで発表しました。ハイエンドイヤホンとして、“Hi-Fi 24bit Audio”に対応。またノイズキャンセリング機能を、従来よりさらに向上させました。価格は229ドルから、発売はグローバルでは8月26日から。
新たに対応したHi-Fi 24bit Audioは、One UI 4.0以上を搭載した同社のGalaxy端末が必要ながら、よりダイナミックレンジの広い豊かな音域の音を実現。16bit 44.1kHzの音に比べて、24bit 48kHzの音響は256倍の情報量で“音のディテールが聞こえる”と言います。
従来比15%の小型化を実現した本体には、5.3mmのトゥイーターと10mmのウーファーを内蔵。小型化しつつフィット感は向上させ、落下しにくく装着感も高めています。360 Audioにも対応。自分の周囲に複数のスピーカーがあるように全方位からの音に包まれて音楽などを聴くことができます。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能も強化。従来よりも40%の性能向上を実現したそうです。音声検出機能も備え、会話を検出するとANCをオフにして周囲の音を取り込むアンビエントモードをオンにして、音楽を聴いていてもそのまま他人との会話を続けられます。
ビームフォーミングマイクも搭載しており、スマートフォンでの通話時などでクリアな音で通話ができます。ノイズキャンセリング機能も備えているほか、ビームフォーミングをパーソナライズすることで、より音声品質が向上するとしています。
さらに、年末までにGalaxy Buds2 ProでLE Audioをサポートします。より低遅延になるほか、1つの音声ソース(例えばテレビ)から複数のイヤホンに対して音声を送るといった機能も実現できます。
スマートフォンのSmartThingsを使うことで、イヤホンがどこにあるかを確認することもできます。サムスン製デバイスであればシームレスに接続を切り替える機能も、従来通り搭載しています。
小山安博
こやまやすひろ
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