著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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・銘柄別価格前日比 (%)

CoinGecko、The Wall Street Journalより作成

上図は、2020/12/1から2022/7/3におけるBTC/USD(左軸)と米国政策金利誘導目標(右軸)の推移だ。

BTCは2021/11に一時約67,000ドルを記録しながらも、年末には46,000ドル台まで下落し、今年に入っても20,000ドル台まで下落するなど軟調な推移を見せている。

特に、今年の2回目となる5/5及び3回目となる6/16の金利引き上げによる影響は大きく、6/19には終値で2020/12/16以来となる20,000ドルを割る展開となり、その後も現在に至るまで20,000ドル台の攻防が繰り広げられている状況だ。

主な下落の要因としては、米国においてFRB(連邦準備理事会)による繰り返しの利上げにもかかわらず高インフレに歯止めがかからない現在の状況下において、投資家がリスク資産を売却する流れとなっていることが影響しているとみられているようだ。

一方、かねてよりナスダックやS&P500等の米国株価指数はBTCと連動性の高いと指摘されているが、現在の状況においても同様だろうか。

本稿では、現在の状況においてBTCと連動性の高い金融商品を分析する。

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