米シカゴを拠点とする決済アプリ「Strike」は、世界的なeコマースプラットフォーム大手「Shopify」と統合された。これによりShopify上の小売店がライトニングネットワークを介してビットコイン決済を導入できるようになった。
ライトニングネット和ーうは、ビットコインのレイヤー2スケーリングソリューションであり、より速く安価にトランザクションを処理できるように設計されている。
Strikeのジャック・マラーズCEOは、マイアミで開催された「ビットコイン2022」のステージで今回のShopifyとの統合を発表した。これによりShopify上の約200万の小売店が米ドル建てでビットコイン決済を導入することが可能となる。
市場調査サイトのMacrotrendsによれば、Shopifyの年間収益は約46億ドルで世界で18番目に大きなeコマース企業である。そのサービスを使えば、加盟店はオンラインストアを開設することができる。
“If I wanna walk into a whole foods, a McDonald’s and use a different payment network, its this thing… As the merchant, you can receive in #BTC, take Starbucks points, I don’t care.” – Jack Mallers pic.twitter.com/6sW4U6cvaJ
— Bitcoin 2022 (@TheBitcoinConf) April 7, 2022
マラ―ズ氏によれば、ライトニングネットワークを介してビットコインを処理する利点の1つは、既存の一般的な電子決済による「2日~15日間の遅れ」がなく、支払がほぼ瞬時に決済されることだ。小売店と消費者の支払・決済処理がほぼ即時で完了することで、大きなメリットをもたらすとマラーズ氏は述べている。