LGエレクトロニクス・ジャパンは2月22日、短焦点4Kプロジェクター「HU715QW」を発表した。予想実売価格は390,000円前後。3月中旬に発売する。
プロジェクターシリーズ「LG CineBeam」の新製品で、壁面から22cm離すだけで100インチの大画面投影ができる短焦点プロジェクター。本体の奥行きを含めても壁から約53cmのスペースがあれば設置できる。短焦点プロジェクターの性質上、スクリーンの正面に座っても光をさえぎらず、視聴ポジションを選びやすいメリットもある。
約20,000時間使用できる長寿命のレーザー光源を採用。解像度は4K(3,840×2,160ドット)。HDR10のほか、テレビ放送向け規格のHLG、ゲーム業界のHGiGと幅広い方式のHDRコンテンツに対応する。フレーム単位で明るさや色彩を最適化する「ダイナミックトーンマッピング」機能も備える。
webOSを搭載し、Wi-Fiに接続して単独でNetflixやAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスを利用できる。スマートフォンとの連携も可能で、専用アプリによるリモコン操作やMiracast/AirPlay 2にも対応する。主な仕様は下記のとおり。
- 画面サイズ/必要距離:80~120インチ(11.8~31.7cm)
- 解像度:3,840×2,160ドット
- コントラスト比:2,000,000:1
- 明るさ:2,500 ANSIルーメン
- 投影方式:DLP
- 光源:レーザーダイオード
- HDR方式:HDR10/HLG/HGiG
- 入出力端子:HDMI×3(うち1つはHDMI 2.1対応)、S/PDIF、USB×2、有線LAN
- Wi-Fi:IEEE 802.11a/b/g/n/ac
- OS: webOS6.0
- 対応サービス:YouTube、Netflix、Amazonプライムビデオ、TSUTAYA TV、U-NEXT、DAZN、Spotify、AccuWeather、Disney+、Apple TV