仮想通貨取引所FTXの創業者兼CEOのサム・バンクマン-フリード氏(通称SBF)は、規制当局がデジタル資産に関する単一の規制枠組みを設けるべきだと主張した。
サウスチャイナモーニングポストによれば、SBFは香港で開かれたイベントにオンライン参加し、規制当局がデジタル資産が証券か否かを判断するのに注力するのではなく、単一の枠組みを整備することに尽力すべきと語った。その規制枠組みは、情報開示と不正防止に焦点を当てることが重要だとも、SBFは付け加えている。
世界中の多くの規制当局はトークンを証券に分類することで規制しようとしているが、これは投資家の保護にはならないとSBFは考えている。
SBFが仮想通貨規制について言及するのはこれが初めてではない。同氏は、昨年12月に米議会の公聴会に出席し、そこで米国の規制当局にデジタル資産に関する規制を明確にするよう求めている。