29日の米国市場オープン時に、マクロ市場が先週の恐怖を取り除いたことでビットコインが強さを示している。
「極端な恐怖」から上昇
Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータによると、ビットコイン価格は57000ドルを保持して推移している。
アジア市場では低調なスタートとなったが、米国市場では11月26日の暴落の埋め合わせをするムードがあり、S&P500は2.3%の損失を取り戻した。
ビットコインも同様に上昇し、一晩で7%上昇し58300ドルに達した。
投資家センチメントもこの流れを反映した。仮想通貨の恐怖&強欲指数は。9月に最低だった21(極端な恐怖)から33(恐怖)に改善している。
コインテレグラフに寄稿する仮想通貨アナリストのマイケル・ファン・デ・ポッペ氏も「市場は反発した」と評価した。
「この週末は、マーケットに関して落ち着くべきだということを示してくれた。週末には多くの恐怖があったが、すでに急速に消えている。巨大な赤いローソクの後には絶対に売らないように。それは純粋な感情に基づいている。落ち着こう」
しかし、BTC価格は日足では下降チャネルに固定されており、過去にサポートからレジスタンスに転じた重要な6万ドルゾーンにある。
新たな下落の可能性について、分析リソースのMaterial Scientistは注意を促している。
Material Scientistは、最新のオーダーブックマップとともに「BTCの入札流動性の多くが奪われている」と伝えた。
「ストップハンターが、遅れてきたロングの人やウィークハンズ(個人投資家)を狙うことになっても驚くことではない。それに合わせて計画を立てよう」