ビットコイン(BTC)は、10月17日に極めて重要な週足終値に直面しており、強気派は史上最高値の前に最終的なレジスタンスを突破しようとしている。
最終レジスタンスの突破に目処
Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータによると、BTC/USDは週末を通してレンジ内の値動きとなっており、6万ドル以上に留まっている。
今週の終値は、過去最高値になる可能性があり、取引の決着をつけると言われていた。ビットコインが週足のローソク足で6万ドルを超えて終了したのは過去に一度しかないためだ。
残り数時間で、アナリストたちは、強気派にとって、重要な瞬間を迎えることを期待していた。
Rekt Capital氏は17日、「BTCの日足終値が今日中に赤のエリアを超えれば、ビットコインは週足での最終的な主要レジスタンスを超えたことを確認できるだろう」とコメントした。
同じく仮想通貨トレーダーのPentoshi氏は、ビットコインが日足で過去最高の時価総額を更新したことで、現在の取引レンジの「重要性」がさらに強化されたと付け加えた。
$BTC Market cap touched ATH close in the last candle
Seems important pic.twitter.com/oOISDTrGga
— Pentoshi Won’t Dm You. hates Dm’s. DM’s are scams (@Pentosh1) October 16, 2021
「噂で買って、ニュースで売る」
一方で、今週の初めにも、BTCの値動きが期待されている。
米国時間の18日は、米国で初めて承認されたビットコイン上場投資信託(ETF)商品の考え得る最も早い発売日となる。
先週末に待望のビットコインETFにゴーサインが出たという報道からBTC/USDが上昇したことで、このエピソードが「噂を買い、ニュースを売る」イベントになるのではないかという懸念が残っている。これは、不安定な取引状況につながるかもしれない。
Poll! The approval of a #bitcoin ETF by the SEC is a classic ‘buy the rumor, sell the fact’ event? #BitcoinETF
— jeroen blokland (@jsblokland) October 14, 2021