ウィッチャーの位置情報モバイルゲーム『Witcher: Monster Slayer』で開催中のイベント『怪物たちの季秋 / Monster’s Fall』は残り時間わずか、日本時間の5日13時で終了です。
イベント中は出現モンスターのレアリティが上がり、なかなか見かけないレアやレジェンダリーがしれっとそのあたりに佇んでいます。早く技量を上げて薬物依存を減らしたい駆け出しウィッチャーにも、シーズン1クエストをコンプリートしてしまいひたすら希少モンスター討伐に精を出す中堅ウィッチャーにも得難い機会です。
イベントといえば、9月から始まった『The Great Hunt』は当初予告の9月末になっても終了せず、今後も恒常化することが発表されています。グレートハントはいわゆるインタラクション距離が拡大する内容。
居ながらにして資源の回収やモンスターの発見が容易になり、クエスト目的地などマップ上のポイントにも触りやすくなったため、従来よりもサクサクと快適に遊べるようになりました。
『ウィッチャー:モンスタースレイヤー』(ウィッチャーMS)は、RPGシリーズやネトフリのドラマ・アニメ、漫画等メディアを超えて人気の『ウィッチャー』をモバイル位置情報ゲーム化したタイトル。
モンスターをボールに捕えたり君に決める要素こそありませんが、おおむね『ウィッチャーGO』といって想像できるような、現実世界を歩いてモンスターをひたすら狩りまくる内容です。戦って稼いで強くなりさらに強力な怪物に挑むモンスタースレイヤー稼業なりきりの楽しさに加えて、『ウィッチャー3』の雰囲気を驚くほどストレートに移植したようなクエストの数々も魅力となっています。
ウィッチャーMSはゲームの『Witcher 3』のようにほぼ日本語化されており、意外にも豊かなクエストのシナリオや怪物図鑑の説明まで読んで楽しめる出来ですが、サービスを開始したばかりでアプリも運営体制もまだ発展途上のためか、ゲーム内のイベント告知や情報更新が乏しい状態。ウェブやSNSをアクティブに確認しに行かないと何が起きているかわかりません。
10月4日の時点でもゲーム内の最新情報は9月頭のグレートハント開催告知で、後に発表された恒常化は反映されておらず、「怪物たちの季秋」に至ってはゲーム内で開催を知る方法がないため、わずか5日間の期間を逃したプレーヤーも多かったと思われます。
「怪物たちの季秋」はプレーヤーの近くに出現するモンスターもマップ上配置のモンスターもレアリティが上がりますが、怪物の巣のようなポイント『ネメトン』にレアが発生していることが多いため、討伐数でスキルポイント稼ぎと経験値稼ぎ、ゴールド稼ぎを効率よく進められます。
まだグローバルのサービス開始から浅く、運営的にもイベントや調整はプレーヤーの状況を見つつ実験中といったところのようですが、しばらくはゲーム外でイベントや仕様変更に注意するしかないようです。
THE MONSTERS’ FALL IN-GAME EVENT STARTS NOW!
From now on, until the 06:00 am CEST on October 5th, the population of legendary and rare monsters will increase greatly.
Sharpen your swords and get your potions ready!#TheWitcherMonsterSlayer pic.twitter.com/vdwqRSi8I8
— The Witcher: Monster Slayer (@TheWitcherMS) October 1, 2021
それはそれとして、グレートハントの恒常化で資源の回収もモンスターとの遭遇も容易になり、またクエスト目的地にも届きやすくなったため、サービス開始当初よりぐっと快適にサクサク遊べるようになりました。
基本無料・アイテム課金ではあるもののガチャ要素はなく、課金しなくてもゲーム内通貨を比較的に楽に稼げます(いわゆる有償石と無償石的な区別がない)。一日一回のデイリークエスト的な要素はあるものの、当日中にクリア必須ではなく溜めて順不同に達成できるなど、 プレーヤーの負担も少なめ。
いわゆるスマホゲーム、ソシャゲ的な文法というよりも本編RPGに近いデザインなので、ウィッチャー本編が好きならとりあえずクエストを楽しむために始めてみるのがおすすめです。シリーズでおなじみのモンスターのAR写真も楽しめます。