Googleは新スマートフォン Pixel 6 / Pixel 6 Pro の発表イベントを米国時間10月19日に開催します。日本時間では20日午前2時から。
8月にプレビューとして外観や独自プロセッサ「Tensor」搭載などが明かされた Pixel 6 / Pixel 6 Pro の詳細を正式に発表するイベントです。
8月のプレビューでは、カメラハウジング部分がゴーグルのように出っ張ったデザインや、6.7インチ120Hz画面の Pixel 6 Pro と 6.4インチ90HzのPixel 6を用意すること、独自モバイルプロセッサ Tensor 搭載といった概要が語られました。
Tensor は Googleが Pixel のために4年前から開発してきた初の独自モバイルプロセッサ(SoC)。AI処理・機械学習処理に強いことが最大の特徴です。
高度な演算処理によって画像を取り出す「コンピュテーショナル・フォトグラフィー」によるカメラ機能や、高速・高精度なリアルタイムの音声書き起こし・翻訳といった場面で力を発揮するほか、従来のSoCでは他のコアやコンポーネントが必要だったワークフローをAI処理・機械学習処理で肩代わりすることで、省力化や高速化を実現するとされています。
Pixel が得意とする「コンピュテーショナル・フォトグラフィー」については、機械学習処理の高速化で動画に対しても静止画と同じHDR処理をリアルタイムに適用して画質を向上するほか、低照度下で動く被写体の撮影などでも威力を発揮します。
Googleのデバイス&サービス部門シニアバイスプレジデントのRick Osterloh氏が Engadget に語った表現では、Pixel 6は「Googleがもっとも得意とすることを結集し、常により良くなってゆくスマートフォン」。
こちらが Pixel 6。6.4インチ90Hzディスプレイ搭載。背面はマット仕上げのガラス。側面はアルミ。
Pixel 6 Pro はやや大きい6.7インチ、最大120Hzディスプレイ。6にはない4倍望遠カメラも搭載します。
Googleの新スマホ Pixel 6 / 6 Proと独自プロセッサTensor発表情報まとめ