ファーウェイ・ジャパンは、同社の対象スマートウォッチ製品に向け、心電図測定機能を追加するソフトウェアアップデートを2025年1月8日から順次実施する。これにより対象ウォッチで心電図(ECG)の測定が可能となり、日々の健康管理に役立てる。
今回追加される心電図アプリは、Apple Watchと同じく、日本におけるプログラム医療機器の承認(承認番号:30600BZI00035000)を取得済み。
12月20日時点で発表されている対象製品は、10月9日に発売した「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」(46mm/42mmケース径シリーズ)と、現在グリーンファンディングで先行支援を受け付けている「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」の2機種。
GT 5 Proシリーズは1月8日から順次機能アップデートが提供される。WATCH D2は2月17日の提供開始時には適用済みとなる見込みだ。対応製品は今後も増やしていく予定という。
心電図測定の対象ユーザーは18歳以上の成人を想定している。測定結果は、「洞調律」「心房細動」「心拍数が110より上」「心拍数が50より下」「判定不能」のいずれかで表示され、スマートフォンの「HUAWEI Health」アプリからダウンロードして医師とPDF形式で共有可能。
なおデータは心房細動の兆候の検出を補助的に行うもので、同社は「結果に関わらず、不安を覚える場合や自覚症状がある場合は医師の診察を受けてください」と呼び掛けている。