2024年2月発売のG-SHOCK新製品を実機写真とともに紹介する。根強いファンを持つG-STEEL（ジー・スティール）のニューモデル「GST-B600」をはじめ、ウレタン樹脂ケースの定番モデルの新色にも注目だ。

シリーズ最薄のG-STEELのニューモデル「GST-B600」

メタルと樹脂の異素材を融合したG-STEELに、シリーズ最薄を更新した「GST-B600」が登場。

  • メタルベゼル×ブラック文字板、樹脂バンドの「GST-B600-1AJF」

これまでG-STEELで最薄だった「GST-B500」のケース厚12.8 mmに対して「GST-B600」は、わずか11.4mmのケース厚を実現。ケースサイズも縦41.4×横42.3mmと小型化、さらにコンパクトで使いやすいモデルとなった（GST-B500のケースは縦46.6×横48.9mm）。

また、「GST-B500」のメタルベゼルはケースと一体構造だったが、「GST-B600」ではG-STEEL王道の別体構造に戻した。こんなところにも開発陣のこだわりが感じられる。

ラインナップは3モデルで展開。メタルベゼル×ブラック文字板、樹脂バンドの「GST-B600-1AJF」（44,000円）と、そのメタルバンドモデル「GST-B600D-1AJF」（51,700円）、メタルベゼル×パープル文字板、樹脂バンドの「GST-B600A-1A6JF」（46,200円）だ。

  • 「GST-B400」、「GST-B500」にあった9時位置のスクリューインダイヤルはなくなった

  • メタルバンドモデルの「GST-B600D-1AJF」

  • ケースのコンパクト化が際立つモデルだ

  • メタルベゼル×パープル文字板、樹脂バンドの「GST-B600A-1A6JF」

  • G-STEELとしては新鮮なカラー

重さは樹脂バンドモデルが60g、メタルバンドモデルが135gとなる。機能はタフソーラー駆動やBluetoothによるモバイルリンク機能、液晶のバックライトとともにダイヤルを照らすダブルLEDライトなどを搭載している。

ダイヤルの立体感が際立つ「Metallic Color Dial Series」

ビッグケースが人気の「GA-110」に新色が登場。ブラックのバンドとベゼルに、メタリックカラーのダイヤルを組み合わせた。ダイヤルのカラーは3色。アイスブルーの「GA-110CD-1A2JF」、セージグリーンの「GA-110CD-1A3JF」、シルバーとゴールドでゴージャスに仕上げた「GA-110CD-1A9JF」をラインナップする。

  • 左から「GA-110CD-1A2JF」、「GA-110CD-1A3JF」、「GA-110CD-1A9JF」

アイスブルーとセージグリーンのダイヤルは、各パーツの色味を合わせつつ、トーンをわずかにシフトさせることで「GA-110」の奥行き感あるダイヤルを演出した。電池式駆動（電池寿命2年）や耐磁時計（JIS1種）など、機能や性能は「GA-110」と同様。価格は各18,700円。

「GA-B001」にサイバーな新色

デジタル・アナログコンビモデル「GA-B001」に新色が登場。SFやテクノロジー、サイバーワールド、宇宙といったキーワード連想させる「GA-B001」のイメージに合わせた、3つのカラーで展開する。

  • 左から「GA-B001CBR-2AJF」、「GA-B001CBR-1AJF」、「GA-B001CBRS-6AJF」

ダークブルー×イエローの「GA-B001CBR-2AJF」、ブラック×ライトブルーの「GA-B001CBR-1AJF」（19,800円）、（19,800円）、クリアバイオレット×ピンクの「GA-B001CBRS-6AJF」（20,900円）をラインナップ。電池式駆動（電池寿命2年）やBluetoothによるモバイルリンク機能、ダブルLEDライトなどを搭載している。

  • 特異な面構成が際立つ「GA-B001CBR-2AJF」

  • サイバーな雰囲気満点の「GA-B001CBR-1AJF」

  • クリアケース＆バンド仕様の「GA-B001CBRS-6AJF」

新たな旅立ちに、熱い思いと「FIRE PACKAGE ’24」

新たなフィールドや世界にチャレンジする人々に向けた「ファイアー・パッケージ」シリーズの2024年モデルが登場。2モデルで展開、アナデジコンビの「AWG-M100FP -1A4JR」（28,600円）と、デジタル表示の「GW-2320FP-1A4JR」（24,200円）をラインナップする。

  • アナデジコンビモデルの「AWG-M100FP -1A4JR」

  • 明瞭なデジタル表示の「GW-2320FP-1A4JR」

それぞれブラックのボディに、G-SHOCKのブランドカラーであるレッドを配色。新たなフィールドへ立ち向かう情熱を表現した。

両モデルとも、電波時計とタフソーラー駆動、暗所での時刻確認のためのLEDを搭載。環境に配慮したスペシャルボックスが付属する。

  • プラスチックや金属を使用しないスペシャルボックス

暗闇に浮かぶモノトーン「HIDDEN GLOW Series」

暗闇で光る蓄光パーツによって、人々の潜在能力をイメージした「HIDDEN GLOWシリーズ」が登場。ベースモデルには、フロントボタンの「DW-6900」「GA-2000」「GA-700」、オクタゴンベゼルの「GA-2100」、ビッグケースの「GA-110」を採用。

「DW-6900HD-8JF」（14,300円）、「GA-2000HD-8AJF」（19,800円）、「GA-2100HD-8AJF」（17,050円）、「GA-700HD-8AJF」（18,150円）、「GA-110HD-8AJF」（19,800円）の5モデルをラインナップする。

  • 左から「DW-6900HD-8JF」、「GA-2000HD-8AJF」、「GA-2100HD-8AJF」

  • 左から「GA-700HD-8AJF」、「GA-110HD-8AJF」

各モデルとも、暗闇をイメージしたグレーでベゼルとバンドを統一。フェイス部分には蓄光パーツを用い、ホワイトのアクセントでモノトーンの世界に浮かび上がる光をイメージした。すべてのモデルが電池式駆動。機能や性能は各ベースモデルと同様だ。