BTC/USDT

強気派は1月21日と1月22日にビットコインを22,800ドル以上に押し上げたが、長い上ヒゲから分かるように、弱気派が高値で売りをしているようだ。弱気派は1月22日に調整を開始しようとしたが、押し目を強気が購入した。

BTC/USDT daily chart. Source: TradingView

上向きの移動平均線は買い手に有利であることを示しているが、買われすぎの領域にあるRSIは、小さな調整の可能性を警告している。下落に向かうには、弱気派が22,292ドル以下に価格を引っ張り、維持する必要がある。その場合、BTC/USDTペアは21,480ドルまで下落するだろう。

逆に、買い手が23,078ドルから23,371ドルのレジスタンスゾーンを超えて価格を推進した場合、上昇は25,211ドルまで加速する可能性がある。このレベルでは、弱気派が強力に抵抗する可能性があり、短期的な調整につながるかもしれない。

ETH/USDT

イーサ価格は1,680ドルでレジスタンスに直面しているが、ポジティブな兆候は、強気派が弱気派に道を譲っていないことだ。これは、短期トレーダーが上昇の継続を予想して、ポジションを保持していることを示唆している。

ETH/USDT daily chart. Source: TradingView

上昇する20日EMA(1,483ドル)と買われすぎの領域にあるRSIは、強気派が有利であることを示している。

1,680ドルを上回り、終値が維持できれば、1,800ドルへの上昇が始まるだろう。このレベルは再び抵抗として機能するかもしれないが、強気派が次のプルバックで1680ドルを下回ることを許さない場合、2000ドルへの上昇が見込める。

このポジティブな見方は、価格が現在の水準から下降に転じ、20日EMAを下回ると、短期的には無効となる。その場合、ETH/USDTペアは、しばらく1,352ドルと1,680ドルの間でレンジ相場が続く可能性がある。

XRP/USDT

2日間の浅い下落の後、買い手がXRPを押し上げた。1月23日に0.42ドルの硬いレジスタンスを上回った。これは、小幅な下落のたびに買われていることを示している。

XRP/USDT daily chart. Source: TradingView

20日EMA(0.38ドル)は上に傾斜しており、RSIは買われすぎの領域に近いため、強気派が主導権を握っていることが分かる。しかし、弱気派は簡単には降伏せず、0.42ドルレベルを全力で守ろうとするだろう。なぜなら、このレベルが道を譲れば、XRP/USDTペアはすぐに0.51ドルに跳ね上がる可能性があるからだ。

強気派が0.42ドル以上を維持できない場合、弱気派は0.39ドル以下に価格を下落させようとする。そうなれば、20日EMAを割り込む可能性が高まる。