仮想通貨市場の低迷が続いているが、GameFiセクターはブロックチェーンと仮想通貨の世界において主要な勢力であることに変わりはないようだ。
DappRadarのレポートによれば、Web3ゲームとメタバースのプロジェクトが8月に7億4800万ドルの資金調を行った。これは7月から比較すると135%の増加となるが、6月と比較すると16%減少している。
ブロックチェーンゲームは前四半期に31億ドルの投資を集め、2022年に入ってからはこれまでに69億ドルの資金を調達している。今年の予測では、投資額は102億ドルに達し、2021年の40億ドルから20%増加するとみられている。この数字は、不透明な市場環境にもかかわらず、投資家がGameFiに強気でいることを示唆している。
「全体を見ると、インフラへの投資が38%、ゲームやメタバース系のプロジェクトが33%、投資会社が27%となっている」という。
非代替性トークン(NFT)面では、8月にゲーム関連の総取引量が13.25%増加し、売上は83.36%急増し、130万以上のNFTが取引された。最近のChainPlayの調査によると、GameFi投資家の75%がゲームプロジェクトのみを目的に仮想通貨の世界に参加し、81%が利益追求よりもポジティブなゲーム内体験を優先していることがわかった。
メタバースプロジェクトの売上高は前月比38.62%増の1万9354ドル、取引額は28.90%減の2200万ドルだった。プロトコルのうち、イーサリアムの取引量は8月に14.40%減少し、1100万ドルとなった。一方、ソラナは171%増の170万ドル、ローニンは27.64%増の820万ドルの総取引量となった。