Diver-Xは、触覚フィードバック機能を搭載したコンシューマ向けグローブ型VRコントローラー「Contact Glove」を発表した。9月下旬にKickstarterでリリースする。価格は65,000円から。
「Contact Glove」は触覚フィードバック機能を搭載したグローブ型VRコントローラー。形状記憶合金(SMA)とリニア・バイブレータ(LRA)を使用した独自の触覚モジュールにより、リアルな触覚とデバイスのコンパクトさを両立した。
Contact Gloveを使用することで、ユーザーはVR空間内のものに触れる感覚を得ることができ、より没入感の高いゲームやメタバース上でのコミュニケーションを楽しむことができるという。
また、触覚フィードバックだけでなく高度なフィンガートラッキングや磁石で着脱できるコントローラも兼ね備える。人差し指の側面には3つの磁気センサが埋め込まれており、後付けのコントローラなしでも正確なボタン入力・スライド入力を行える。付属のSDKを使えばものに触れる感覚だけでなく、魔法や炎を持っている感覚をデザインすることも可能だ。
専用のドライバも開発済みで、専用のドングルを用いてPCと接続すれば既存のコントローラと同じようにSteamVRコンテンツ上で使用できる。
Contact Gloveはホットスワップ対応のバッテリーを搭載しており、無線接続で動作。バッテリーの持続時間は、触覚モジュール搭載モデルで約2時間、非搭載モデルで約5時間。充電したバッテリーを用意しておけば、充電が切れてもバッテリーを交換することで連続して使用できる。
なお、2022年9月15日から18日まで開催される東京ゲームショウ(TGS2022)では、VR/ARコーナーに出展する予定だ。