米国最大の仮想通貨取引所コインベースは、BNBチェーン(旧バイナンススマートチェーン)、およびアバランチを、ユーザーが仮想通貨をスワップして保存できるコインベースウォレットのサポートネットワークのリストに追加した。

コインベースは24日、追加された機能が「何千ものトークン」へのアクセスを提供し、「ほとんどの従来の中央集権型取引所が提供できるよりも大きな多様性」を構成するという。

BNBチェーンとアバランチが追加されたことで、サポートされるネットワークはイーサリアムとポリゴンを含めて合計4つになった。オンチェーン取引を希望するウォレットのユーザーは、コインベース独自のアプリ内分散型取引所(DEX)を4つのネットワークで利用できる。一方でトークン・ブリッジはまだ利用できない。

コインベースウォレットは、セルフカストディ型ウォレット。コインベースのプラットフォームで利用できる機能とは対照的に、オンチェーンへのアクセスを提供する。

コインベースでは現在、173のトークンしか取引所に上場していない。この数字は、コインベースウォレットのユーザーが現在アクセスできる4つのネットワークで利用できる数千に比べれば、見劣りする。コインベースは、今後数ヶ月の間に、「我々はさらに多種多様なネットワーク上でスワップを行うことができるようにする」と述べている。

「取引が拡大するだけでなく、ネットワークブリッジのサポートも追加する予定で、複数のネットワーク間でシームレスにトークンをが移動できるようになる」