Review

続落も底堅い

昨日のBTC相場は続落。米IT大手メタ・プラットフォーム(旧Facebook)社の第四半期決算にてメタバース部門での大幅損失報告およびその後の同社株の急落やソラナ(SOL)とイーサ(ETH)のトークンブリッジであるWormholeから12万ETHの流出との報道を受け、BTCは市場心理が冷え込む形となり、200日移動平均線を割りこみ、朝方にかけて36,000ドル(約415万円)台まで急落。その結果、BTCはダブルトップを形成、そのネックライン近辺であった同水準で下げ止まった。しかし海外時間に、英中銀(BOE)の25bpの追加利上げや欧州中銀(ECB)の年内利上げを排除しないタカ派姿勢などが報じられると、世界的な利上げが意識され、欧州株が下落および米長期金利が上昇。更には、朝方のメタ・プラットフォーム社株の急落を嫌気し、Nasdaqを中心に米株が軟調な推移となった。これらを嫌気したBTCはやや売り優勢の展開となるも、スーザン・デルベネ米下院議員による少額の暗号資産取引に対する免税法案の再提出の報道などが支えとなってか、今朝方にかけてBTCは依然36,000ドル台での底堅い推移が続いている。

Outlook

続きはこちら

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。