2月3日のビットコイン(BTC)価格は、過去のレジスタンス水準が戻ってきたことが明らかになり、さらに下落した。
38,600ドルが戻ってきた
コインテレグラフ・マーケッツ・プロとトレーディングビューのデータでは、3日もBTC/USDは元気がなく、ビットスタンプで36,275ドルの新安値を更新した。
水曜日の取引セッションで衝撃的なハイテク株の動きが、仮想通貨市場にも波及した。ハイテク株の問題が、ロシア銀行によるビットコイン販売許可案とインドの新しい仮想通貨税案が後回しにされたことで、他のマクロ指標からのポジティブなセンチメントを消し去った。
人気トレーダー兼アナリストのRekt Capital氏は、2021年のいくつかのポイントで躓いた38,600ドルのエリアが、再び強気派が越えるべきレジスタンスとして機能していることを明らかにした。
「BTCは最新の回復時にレジスタンスへの上昇ウィックを生み出した」とツイートした。
「当分の間、この38600ドルのエリアはレジスタンスとして機能し続ける」
トレーダーのアンベッサ氏などは、ビットコインは「下がれば下がるほどいい」という態度を示している。同氏は完全な回復の前にもっと大きな破壊が起こると予想している。
#BTC Update
– dead cat inside LTF rising wedge, breakout & continuation
– current support levels mid range, M-neckline & downtrending channel (since Nov21)The lower we go the better r:r ratio for a new #midterm LONG entry. Eg nuke scenario (right) crowded greedy entry pic.twitter.com/nCJVcHiQjc
— AN₿ESSA (@Anbessa100) February 3, 2022
プエル・マルチプルが「売られすぎ」の領域に戻る
オンチェーンメトリクスに目を向けると、今週はビットコインの相対力指数(RSI)に続いて、プエル・マルチプルが「売られすぎ」シグナルを点灯させた。
デービッド・プエルが作成したこの人気指標は、スポット価格に対するマイナーの収益を使って、スポット価格が過度に高いか低いかを判断する。
現在、プエル・マルチプルは下落傾向にあり、中国がマイニングを禁止した後の前回のリトレースメントの中間点である2021年6月以来の安値を記録している。